室伏 信助/編 -- 笠間書院 -- 2004.10 -- 913.32

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閲覧室 /913.3/イ/ 115601437 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 伊勢物語の表現史
タイトルカナ イセ モノガタリ ノ ヒョウゲンシ
著者 室伏 信助 /編  
著者カナ ムロフシ シンスケ
出版者 笠間書院
出版年 2004.10
ページ数 367,16p
大きさ 22cm
一般件名 伊勢物語
ISBN 4-305-70277-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類記号 913.32
内容紹介 伊勢物語は、現代にどう生きているのか。中古文学の第一線の研究者16人が、新たな視点で享受史とともにトータルに解き明かす。研究論文のほか、現在の研究の現況を提示し、今後の研究を裨益する「研究の争点」も収録。
著者紹介 1932年生まれ。国学院大学大学院博士課程満期修了。跡見学園女子大学名誉教授。文学博士。著書に「王朝物語史の研究」「新版竹取物語」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
伊勢物語論への試み
  第一二段を中心に
関根 賢司/著 2-23
『伊勢物語』二条后章段における時間の構造 森野 正弘/著 24-42
『伊勢物語』の読者論 林 晃平/著 43-59
歌物語の引用と物語想像力
  プレテクスト『大和物語』の再評価
東原 伸明/著 60-72
『伊勢物語』と『大和物語』の和歌評語 岡部 由文/著 73-90
文学と歴史の間
  『伊勢物語』一六段を軸として
原 国人/著 92-109
源融遠景
  塩竈の前に浮きたる浮島と河原院
花井 滋春/著 110-127
惟喬親王譚の論理 根本 智治/著 128-144
『伊勢物語』の「垣間見」再検討
  聴覚と演技を読む
吉海 直人/著 146-161
<鬼一口>怪異譚の変成
  『伊勢物語』を『日本霊異記』と『今昔物語集』との狭間に読む
菊地 仁/著 162-177
蛍火で女を見る話
  『伊勢物語』三九段をめぐって
竹内 正彦/著 178-198
枝を折りてかざしにさして
  『伊勢物語』八二段と『源氏』『万葉』の表現形成
松井 健児/著 199-215
「身を知る雨」表現史論
  『古今集』・『伊勢物語』・『和泉式部日記』・『源氏物語』を中心として
針本 正行/著 216-232
藤原定家と『伊勢物語』の古今集歌
  定家本『伊勢物語』の書写態度について
渋谷 栄一/著 234-250
『伊勢物語』の成立展望 室伏 信助/著 251-267
初段付源融・順作者関与説 花井 滋春/著 272-299
二条后関係章段 根本 智治/著 300-309
東下り関係章段 林 晃平/著 310-321
伊勢斎宮関係章段 浅尾 広良/著 322-334
惟喬親王関係章段 根本 智治/著 335-344
終焉関係章段 岡部 由文/著 345-355
『伊勢物語』の諸本
  「定家本」の問題点を中心として
渋谷 栄一/著 356-365