千葉 一幹/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2004.6 -- 910.26

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地下書庫 /910.26/チ/ 115124745 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル クリニック・クリティック
タイトルカナ クリニック クリティック
副書名 私批評宣言
叢書名 ミネルヴァ評論叢書<文学の在り処>
著者 千葉 一幹 /著  
著者カナ チバ カズミキ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2004.6
ページ数 4,275p
大きさ 20cm
一般件名 日本文学-歴史-近代
ISBN 4-623-03970-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類記号 910.26
内容紹介 批評とは、単に作品の優劣を示すものではない。むしろ、作品を単純に序列化できる公準などないと観念したところから開始されるものである。作品と読み手との具体的出会いの現場から、文学の位置を問う。
著者紹介 1961年三重県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科単位取得。東北芸術工科大学助教授。「文学の位置-森鷗外試論」で第41回群像新人賞を受賞。著書に「賢治を探せ」がある。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
始まりの批評 批評の始まり
  私批評宣言
1-8
文学の位置
  森鷗外試論
9-54
堕落そして天国への道
  梶井基次郎における散文の成立
55-93
暗い夜を越えて
  非小説『或る朝』から非私小説『暗夜行路』へ
95-134
中心の不在あるいは殉死者芥川 135-174
サンタクロースの存在論 175-182
敷居的なるものあるいはイニシエーションの不在 182-191
ペテロの否認をめぐって 191-199
帰依と幻滅
  ハンセン病のことなど
199-207
響く裏声、うなる地声 207-216
語り得ぬもの
  父の死あるいはテロルについて
216-225
己れの夢 225-232
死者は語るか
  『ハムレット』『トランスクリティーク』をめぐって
233-243
死のレッスン 243-251
ナショナリズムについて 251-260
素数的友情 260-269